今回は口呼吸を防ぐストレッチの紹介です。

口や顎の周りの筋肉にアプローチすることによって自然と口を閉じられるようになって花呼吸に切り替えることができます。 

口呼吸の危険性

鼻呼吸と口呼吸どちらも同じ呼吸なんだから対して差はないでしょうと思っているあなたこれが大きな間違いです。鼻と違って口は外的にとっても無防備なんです。鼻毛や粘膜によるフィルターによって外の空気を綺麗にしながら体内に取り込んでくれる花呼吸と違って口呼吸は冷たく乾いたまま遺物だらけの空気を体内に取り込んでしまいます。その口呼吸が習慣付いてしまうと様々な疾患のリスクや免疫力の低下につながるのでとっても危険です。また睡眠中に口が開いてしたが軌道に落ち込んでしまうと気道が狭くなります。これは良質な睡眠が出来なくなるばかりか睡眠時無呼吸症候群を引き起こしてしまいます。とっても危険ですよね!口呼吸は本当にリスクしかありません!今すぐ改善していきましょう。 

 

口呼吸改善のアプローチ 

外側翼突筋と内側翼突筋2つの筋肉にアプローチしていきます。

外側翼突筋とは口を開き始める時に活躍してくれる筋肉です。

内側翼突筋とは口を閉じる時に活躍してくれます。

そして外側翼突筋が凝り固まってしまうと顎をもとの位置つまり口をしっかり閉じる事が出来なくなってしまいます。また内側翼突筋が凝り固まってしまうと働き不足になってしまうので口を最終域まで閉じることができなくなってしまいます。どちらの筋肉が凝り固まってしまっても自然と口呼吸になってしまうんです。 

歯科医師の先生はこの嚙み合わせを良くしてストレートネックを改善して様々な不定愁訴を改善しています。つまり2つの筋肉をコントロールする事によりかみあわせが良くなるとストレートネックまで改善するんです。そうすると呼吸機能も良くなって脊柱のラインも良くなって全身症状が良くなるんですね。たかが口呼吸ですけど全身の機能まで高めてけれるとても重要なアプローチなんです。 

 

外側翼突筋のハイドロリリース 

①指で顎を支える

②口をわずかな力で開きっぱなしにする 

③5秒かけて顎を耳の方に押し込む 

④3回繰り返す 

 

外側翼突筋のストレッチ 

①10回素早く顎を耳の方に押し込む 

顎関節症で悩んでいる方も痛みなく口が開きやすくなってとても効果的です。 

 

外側翼突筋3つのポイント 

外側翼突筋のポイントは3つです。 

指3本で顎をしっかり固定する 

僅かな力で口を開きっぱなしにする 

強く口を開いてしまうと他の大きな筋肉が働いてしまうので気を付けてください 

顎を耳の方に向かって押し込む 

そうするとこの顎関節がフィットしますので外側翼突筋が閉じながらもストレッチされる方向に上手くベクトルを向けることが出来ます。 

以上の3点を守って外側翼突筋にアプローチしてください。 

 

内側翼突筋のハイドロリリース

①親指と人差し指で顎をつまむ 

②口を僅かな力で閉じっぱなしにする 

唇と唇を軽くっ付けるイメージです。 

③5秒かけて顎を真下に落とす 

④3回繰り返す 

 

内側翼突筋のストレッチ 

①10回素早く顎を真下に落とす 

顎を素早く下におろした瞬間に内側翼突筋が伸張されて自然に閉じようとします。結果無意識の状態でも口が閉じやすくなります。 

 

内側翼突筋3つのポイント 

内側翼突筋のポイントは3つです。 

①指2本で上から顎をしっかり支える 

②僅かな力で口を閉じっぱなしにする 

強い力で口を閉じてしまうと内側翼突筋に良い効果が働かないんで気を付けてください。 

③5秒かけて顎を真下に落とす 

以上の3点を守って内側翼突筋にアプローチすることが良い効果をもたらします。

 

いかがでしたでしょうか?口の筋肉をしっかりケアしておくと顎関節症そしてストレートネック、自律神経の乱れまでしっかり改善していけます。皆さんこれで口呼吸とはおさらばです。鼻呼吸による良質な睡眠を得られておいしい空気を取り入れて日々健康な生活を送っていきましょう。