今回はガンコな腰痛を改善する「背骨ストレッチ」を紹介します。 

長時間のデスクワークやスマホやテレビを見ることで起こる3つの問題を解決するストレッチになっています。 

問題点1 

背骨と背骨の間に椎間板というクッションがありますが椎間板に負荷がかかりすぎている。 

問題点2 

背骨と背骨の間にある椎間関節がありますが椎間関節を動かさないことによって固まっている。 

問題点3 

ずっと座ったままでいると腰骨から股関節に付いている大腰筋がありますが大腰筋が短縮して固まっている。 

この3つの原因で起こってしまった腰痛に対してよくストレッチで対処する方が非常に多いんですが実はストレッチの方法が間違っていて腰痛が悪化しているケースの方が多くいます。ですので今回は腰痛に対して正しいストレッチの方法を紹介しますのでぜひ実践してみてください。 

 

#1 CAT CAMEL 

①四つん這いになり両足の膝の間隔は肩幅より少し狭めにする 

股関節の真下に膝が来るように肩の真下に手が来るようにしてください。 

②骨盤を後ろに倒しながら背骨をグッと丸くする 

③骨盤を起こしながら腰、背中を反る 

こうする事で固まってしまった背骨の動きだったりとか関節の中のヒアルロン酸の流れが良くなってきます。 

④②、③を5回繰り返す 

 

#2 大腰筋ストレッチ 

①足を前後に開く 

伸ばす方の大腰筋ある足を後ろにします。 

②伸ばしたい方の腕を上にあげる 

③体を反対側に倒す 

股関節の付け根の部分が引っ張られている感覚があればOKです。 

④5秒キープする 

<⑤反対側も同様に行う 

⑥3セット繰り返す 

 

#3 背骨ストレッチ 

>①両手を組んで手のひらを外側にする 

②腕を上にあげる 

背骨を伸ばすようなイメージで体を伸ばしてください。 

③5秒キープする 

④3セット繰り返す 

 

#4 背骨ストレッチ(横) 

①両手を組んで手のひらを外側にする 

②腕を上にあげる 

背骨を伸ばすようなイメージで体を伸ばしてください。 

③右に倒す 

④5秒キープする 

⑤左に倒す 

⑥5秒キープする 

⑦3セット繰り返す 

⑧腕を上にあげ背骨を伸ばす 

⑨5秒キープする 

 

腰痛を改善するためにもストレッチには順番があっていきなり伸ばすのではなくてまずは関節の動きを良くするストレッチから開始することによって関節の硬さだったり、動きにくさを改善します。長時間同じ姿勢をされている方は背骨がどうしてもガチガチに硬くなってしまいます。これは日常生活で背骨をほとんど使っていないことで起こる問題になってきます。これを放置してしまうと腰痛が悪化するだけじゃなくてヘルニアや坐骨神経痛そして一番怖いのが腰部脊柱管狭窄症になってくると手術の可能性も出て来ます。そうならない為にも柔らかい背骨を作って背骨の動きを整えた状態で大腰筋のストレッチをやって頂いて縮んだ大腰筋を伸ばしていきます。伸ばしていくことで足が後ろに行きやすくなってくるので歩き方や姿勢が変わります。腰痛の方は体を丸くして固めてしまっている方が多いので伸ばせ直方が非常に多いです。ですから体を伸ばしていくためにも背骨の動きを整えてから大腰筋最後に背骨のストレッチでさらに背骨を整えますと血液の流れが悪い椎間板だったり椎間関節にしっかり血液が流れ込んできます。そうすることで関節の動きも変わってきますし神経の圧迫も変わってきます。ぜひ今回紹介したストレッチすぐに結果を出そうとするのではなく継続してやって頂いて腰痛を改善して頂ければと思います。